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当たり前のことだけど... [学校で]

女房は、小学校で教えていて今年は、算数の少人数担当。つまり、算数だけをTT(teem teachingつまり複数教員指導)で教えている。色々な学年、色々なクラスを指導するのでなにかと大変らしい。

TTと言っても担任によって随分と受け止め方に違いがあるらしい。大きな声では言えないが...(書くならいいか?)TTの教員に授業を任せて教室の自分の机で採点作業をしている驚くべき教員がいるらしい。

さすがにウチの女房もあきれて同僚に愚痴ったらしい。そうしたら校長が小耳に挟んだらしく覗きにいったが、ベテラン問題教師は鋭く気配を察知して席を立ったとか。管理職側も粘り強い。今度は教頭が忍び足で再び覗きに来てついに発覚!以後は多少はまともになったとか...なんだかマンガみたいだなぁ〜

こんな先生が1人いるだけで他の人がいい加減と思われるのが腹立たしい!このところ教員バッシングが多い原因もこんなところにあると思う。

そりゃぁ、どんな会社にも問題社員はいるだろう、でも教員はそれと同じに考えることは出来ない。なぜなら仕事の相手は、子ども達であり、直接不満を言えない立場だからだ。また、親は教員・学校を信頼して子どもたちを預けていると言う大前提を忘れてはいけないと思う。

真摯な仕事の姿勢を見せてこそ、子どもや親の信頼も手に出来る。その信頼なしに教育実践なんてできないと思う。


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理科大好き人間

自分もTtをいくつかやっています。今年は、数学のTtも行っています。その関係もあって、hideさんとのお付き合いも始まったわけです。ところで、少人数とTtとは異なるはずです。
自分の学校は、数学で1クラスを半分に割って教えているのと(こちらは少人数)、自分のように専任の数学教師に理科教師や技術の教師、美術の教師がtとしてつくTt。この2つのタイプがあります。後者は、うまく運営しないと、あまり効果が得られないと思います。前者の効果はそれなりにあると思います。後者はとえいえば・・・・。奥様はどうされているのでしょうか?
うまく、相方(t)を活用しないと、何をしてよいかわからないということはないでしょうか。そうなると、なかには記事のような不届きな人もあらわれても不思議ではない世界のように思えます。
by 理科大好き人間 (2005-12-29 08:41) 

hideo

>こんにちは理科大好き人間さん
そうなんです!僕も初め家内の話がよく分かりませんでした。
実は...当初の市の指示はTTではなく少人数指導なんだそうです。ところが色々ないきさつがありTTをやっているとか...おっしゃるとおりTTは難しいですね。少人数の指導の方がたいていの場合良いように思うのですが、なぜTTなのかは聞き漏らしました。
by hideo (2005-12-29 13:16) 

綺華

保護者が「担任に当たりはずれがある」と言うのには理由があります。
ただ、合わないとか、嫌いだからとか感性の違いだけにとどまらず
やはり、いかに子供のことを考えて動いてくださるかは近くに居なくても
子供を見ているととてもよくわかるものです。

ブログを始めて、先生の側からの記事を読むようになって、保護者が
子供を通じて感じている事がただの憶測じゃなくて本当の事だと
よくわかるようになりました。

もちろん、そのお陰で「良い先生」がまだまだたくさんいらっしゃる事も
確実に分かりましたし、そう言う先生方が大変な思いをしていらっしゃる事も
分かり、学校と家庭のつながりの大事な事を改めて実感しました。
私1人では何も出来ませんが、少なくとも、子供を守るために
学校で起きていることに敏感でいたいと思いました。。
正しい事を当り前に出来る先生達の味方でありたいです。
by 綺華 (2005-12-29 13:57) 

hideo

>ayakaさんこんにちは〜

僕は、今教員には、子どもや親が何を望んでいるのかを受け止める力、問題を抱え心を閉ざしたこどもと向き合える力、自分のその子(あるいはクラス)への思いをしっかりと伝える力が必要だと思っています。

そんな力を十分にもった教員こそayakaさんのおっしゃる「良い先生」なんじゃないでしょうか?そんな教員なら、子供のことを考えて動くでしょうし、学校と家庭のつながりも大事にするでしょう。

しかしながら、今働いている教員の大半は、採用されるときはそんな力を期待されて選ばれた訳ではありません。大げさに言えば勉強のできる人が採用されているんです。そうしたずれが、しばしば問題を発生させているようにも思います。

とは言え(二転三転ですみません...)教育現場には新しい変化に対応しようとする大きな流れができつつあります。そうした教員の動きを見守って頂ければ幸いです。(^o^)
by hideo (2005-12-29 20:40) 

三児の

こちらの地域では小学校の5,6年と中学校が一学年を三つに分けて少人数指導をやっています。小学校は2クラスのため、各担任と算数専科用にいる担任を持たない先生です。特に算数が特意というわけではありません。とにかく3人で発展、定着、基礎固めの3レベルのクラスを受け持ちます。中学は複数いる数学の先生が3人ずつその学年担当になって同じように3レベルの授業をします。先生達は個人差による偏りをなくすため、一年間に各クラスをローテーションします。生徒は毎回保護者が承認した、自分の能力に応じたクラスに希望を出し、学校側が人数調整して決定します。試験は共通の問題ですが、基礎の」クラスの子は、発展問題を教わらないので、8割しか出来ない可能性があるそうです。システム的にはなかなかいい方法のようですが、先生の運営の仕方の差は解決できないみたいです。やはり、生徒が何を期待してそのクラスを」選んだかを解っているかどうかの違いなのでしょうね。まして、普通の授業は先生を選べないわけですから、hideoさんの様な考え方の人が多く先生になってくれたらありがたいです。(親も怒られたりして (^_^;) )
by 三児の (2005-12-30 09:55) 

hideo

>三児の(母?)さんこんにちは〜

具体的な報告ありがとうございました。三児の母さんのお子さんの学校では習熟度別授業を行っているんですね。

実は、私の職場(高校)でも二年前から習熟度別の数学の授業を行っています。始めるにあたって最初に問題になったのはどうやってクラス分けをするかでした。高校と言うこともありクラス分けテストの結果で機械的に分けることになりました。

三児の母さんのお子さんの学校の場合、希望制のようですがおっしゃるように児童・生徒がどんな観点で選択しているのかが、授業者側のねらいとずれてしまうと難しいですね。(かといって、小中でクラス分けテストの実施は難しいかな?)

事前に、子どもや保護者にどんな説明がされたのでしょうか?そこできちんと説明されていれば大きなトラブルはないでしょうが....

>親も怒られたりして

いえいえ、僕は保護者を怒ったなんて大それたことはしたことありませんよ〜(そんな怖そうに見えてるかな?)たいていの場合応援・支援です。もっとも支援の中には問題の核心を気づき易いように誘導することはあります。中にはそれを不快に感ずる方もいるかも知れませんね(^^;)
by hideo (2005-12-30 19:50) 

三児の母

もちろんhideo先生はやさしそうですから、そんなことはないでしょう。失礼しました。ただ、hideoさんのような考え方の先生が増えればいいなというところで、こどものことを考え、味方になる程、親をなんとかしたいと思うこともあるのではないかと、ちょっと、思ったものですから。説明不足ですみません。習熟度別授業についての説明はなされています。ただ、どっちのクラスにしようかというときに理解度よりも、わかりやすい授業をする先生かどうかで決めてしまう子がいるのも事実です。
by 三児の母 (2005-12-31 09:05) 

hideo

>三児の母さんおはようございます〜

>説明不足ですみません。
あぁ〜しまった...こちらこそ言葉が足りず申し訳ないです。お許しくださいm(_ _)m

>こどものことを考え、味方になる程、親をなんとかしたい
なるほど〜そう言うこともあるかもしれませんね...僕は高校1〜2年生までは親と子どもはワンセットで考えています。問題を抱えた子どもの問題解決を支援する場合は親子一緒に問題を受け止めてもらうように心がけています。

>習熟度別授業についての説明

追加の説明申し訳ないです。つまり、定着のクラスの担当の先生が教えるのが上手なら、基礎固めのクラスが妥当な生徒が定着クラスを選んでしまうと言うことですかぁ。よくありそうな話ですね。だとすると習熟度別の効果はあまり出ないかな?じゃどうすればいいんだ?と言われると難しい...

僕は、習熟度別をど〜してもするのだったら、クラス分けは(原則として)テストの結果で良いと思います。その方が基礎固めレベルの生徒に効果がでると思われるからです。

しかし、習熟度別は応急措置的な方法のように思います。そもそも、そんなクラス分けをしなくても少人数で十分効果が出るし、それでもついていけない生徒には教員が補習をしてあげれば良いと思います。放課後に補習する余裕が(特に中学の)教員に無いということこそ問題なのかもしれませんね。
by hideo (2005-12-31 10:58) 

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